シングルマザーの再婚はよく耳にするものの、シングルファザーの再婚となるとかなりハードルが高くなり、婚活しても再婚することが難しいといえます。
しかし、シングルファザーやその子供にとって、再婚して新しい女性と結婚する、子供に新しいママが来るという事は、人生を豊かにし、新たな幸せな人生の再スタートとなることがほとんどです。
シングルファザーこそ再婚すべき存在であり、現在ではシングルファザーでも婚活がしやすくなっています。
こちらの記事ではシングルファザーが再婚するための婚活方法についてご紹介します。
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子連れだけど再婚したい!シングルマザーが再婚をするための婚活方法
シングルファザーに婚活が必要なわけ
シングルマザーが増加するにつれて、シングルファザーの数も年々緩やかに上昇しています。
しかしシングルマザーに開かれたあらゆる門は広く設けられているものの、シングルファザーはシングルマザーに比べると不利な条件にさらされるということも多いものです。
そこでシングルファザーこそ婚活をして、新しい伴侶となる女性、子供のお母さんになる女性との出会いを果たすべきなのです。
公的援助はシングルファザーには冷たい
まず、シングルファザーに対する公的援助は、シングルマザーに比べると少ないという事が言えます。
シングルマザーの場合、働きながら子供を育てるという点ではシングルファザーと同じですが、月に稼げる給料に差があるため、シングルマザーの方が経済的支援を受けやすいのです。
実はシングルマザーが普通にもらっていた児童扶養手当が、シングルファザーの家庭にも支給されるようになったのは2010年のこと。
最近までシングルファザーには児童扶養手当がつかなかったのです。
各自治体の制度によって公的援助は異なりますが、現在でもシングルマザーの過程は無条件に支給されるが、シングルファザーの場合には年収制限によって支給されないというものもあり、シングルファザーの場合には公的援助を受けにくくなっています。
シングルファザーは精神的にツライ
訳あってシングルファザーなってしまった男性は、子育てのノウハウを持たないままシングルファザーとしての役割を果たさなければならないことになります。
いくら女性よりも年収が高く、経済的には自立して生活していくことができても、家事や育児について女性のようにこなせるかというとそうではありません。
また、子育てもしなければならないという状況になると、仕事でもバリバリ働いて出世コースに乗る、長時間労働や激務に耐えるという事も難しくなります。
シングルファザーは、仕事と子育ての両方を負担せざるを得なくなりますので、かなり精神的にツライといえるでしょう。
日本の一人親家庭の状況
一人親の世帯数は年々上昇していて、シングルマザーやシングルファザーの数も増加傾向にあります。
しかし内訳をみると、母子家庭が約124万件なのにたいして、父子家庭は22万件にとどまっています。
ほとんどの子供が母親側に引き取られていくという結果が如実に表れているのがお分かりいただけるでしょう。
このように父子家庭の世帯数が少ないことも、父子家庭に対する理解や援助が滞りがちになる要因です。
一人親よりも二人親がベター、だからこそシンパパこそ婚活が必要
母子家庭よりは経済的には余裕があるシングルファザーですが、やはり再婚してダブルインカムになった方が、さらに仕事に集中することができるようになり、経済的余裕も大きくなるでしょう。
また、家事や子育てといった、もともと男性にはあまりないスキルを持った新しい母親を子供に与えることができ、生活面でも子供に豊かな環境を作り出すことができるようになります。
再婚して再び新しい家族の形を築くという事は、自分にとっても、大切な子供にとっても精神的な安息や生活への余裕を生み出すことにつながるのです。
バツイチ子持ちの婚活方法を解説!再婚するメリットと必要な心構えシングルファザーが再婚を考えて婚活を始めるときにまず考えるべきこと
ではシングルファザーが再婚をするために婚活をスタートするとき、いったいどんなことを大切にしていったらよいのかについて見ていってみましょう。
まずはきちんと決意をすることが大切
前回の結婚生活では、自分に全く落ち度がなかったにもかかわらずシングルファザーになってしまった、また妻と死別や性格の不一致といった理由など、それぞれの人にそれぞれの事情があったことでしょう。
しかし新しい再スタートを切る場合、次に結婚する女性とは気持ちを一新して幸せになる事、子供の将来に真剣に向き合う事を第一に考え、決意することが大切です。
通常のシングルの男性よりも、さらに婚活には力を入れなければならないこと、次の結婚ではみんなが幸せになれるように努力するという、強い決心が必要です。
子供の気持ちに最大限寄り添う
シングルファザーにとって唯一の家族となる子供の気持ちは、できる限り優先させるべきだといえます。
シングルファザーの元で育てられている子供の心の中には、何かしら小さな傷や不安があるものです。
新しいお母さんとの生活は子供にとっては緊張や不安といった感情が交わり合うものとなります。
また、前回の結婚の時のように、またいつお母さんがいなくなってしまうかという心配や恐怖があることを忘れてはいけません。
子供だからといって仲間外れにせず、婚活をすると同時に、子供の気持ちに寄り添い、話し合いをしっかりとしましょう。
子供の考えを尊重し、子供も納得の上で婚活をして再婚を目指しましょう。
ちゃんと恋をする
子供のために新しいお母さんを探すというスタンスで婚活をしている人も多くいますが、自分にとってもその人が愛する人でなければなりません。
良い母親を求めるあまり、自分の気持ちを後回しにしてしまっては、婚活して結婚したとしてもうまくいかなくなってしまうからです。
また、お父さんが心から愛していない人を、子供が心から信頼できるでしょうか。
きちんと恋をして、相手が自分に大切な人、かけがえのない人になるように婚活していきましょう。
自分の状況を包み隠さず話す
せっかく良好な関係を女性と築くことができたとしても、自分の状況を話すことができなければ破談となってしまいます。
まずは自分はシングルファザーで子供を育てているという状況を、包み隠さず相手に打ち明けることから婚活を始めましょう。
相手には「結婚をする=他人の子を育てる」覚悟があるかはっきり聞く
特に婚活をしている女性で、未婚、結婚経験がないという人の場合、子供を育てる大変さや苦労がわかりにくいといえます。
シングルファザーと結婚するという事は、他人の子供を育てていくということになります。
その点について、相手はその覚悟があるのか、どう理解して納得して婚活の相手として接していくのかをはっきりさせておくことも非常に重要です。
みんなが幸せになれるタイミングかどうかを見極める
婚活する場合、子供の年齢により婚活や再婚への理解のタイミングを計ることも大切です。
自分の仕事が忙しく、家事も子育ても負担が大きく手一杯、だから早く再婚して新しいお母さんを迎えたい、楽になりたいというのは、大人のエゴです。
こういった理由で再婚を焦ったとしても、決して仲睦まじい夫婦になる事はできませんし、子供も満足してくれることはないでしょう。
再婚のための婚活、そして結婚は、子供の年齢や理解の様子でベストなタイミングを考えて行いましょう。
相手の女性の条件にたいして自分の視野を広げてみる
シングルファザーにふさわしい再婚相手は、未婚で若い女性ばかりとは限りません。
お互いに子供を一人で育てているシングルマザーや、離婚経験者も視野に入れて婚活をしてみましょう。
自分と同じ状況の人や、未亡人、訳があるという人も婚活の対象にすることで、さらに自分にあった人が見つけやすくなります。
シングルファザーにおすすめな婚活方法をご紹介
では、実際にシングルファザーが再婚する場合、どのような婚活方法が適しているのでしょうか。
またそれぞれの婚活方法にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
シングルファザーの婚活方法として、さまざまな婚活サービスの特徴をまとめてみました。
結婚相談所でプロのサポートを受ける
シングルマザーの婚活よりも難しいといわれているシングルファザーの婚活には、プロの意見を聞き、プロのサポートを受けるのがおすすめです。
そこで利用したいのが結婚相談所です。
結婚相談所であれば、初めからシングルファザーだとプロフィールに掲載しますので、それでもよいという女性とだけの出会いを果たすことができます。
出会いから結婚までトータルしてサポートしてくれますし、子供のことも考量しながら相手選びをしてくれるというきめ細やかなサービスが魅力です。
また、コンピューターがデータだけでマッチングするのではなく、プロである仲人やコンシェルジュ、コーディネーターがそれぞれの性格や特徴、家庭環境や価値観をしっかりと把握してくれるのも利点です。
結婚相談所ならプロの経験とノウハウで、ハンドメイドな出会いの場を作り出してくれるので、成婚率もかなり高いというメリットがあります。
出会う相手も信頼できる相手に限られますし、真剣に再婚を考えるのであればまずは結婚相談所の門をくぐってみるのが良いでしょう。
【2022年】結婚相談所おすすめランキング!口コミ評判を徹底比較!婚活パーティーに参加して一度にたくさんの女性と知り合う
ただでさえ、現代社会では晩婚化が進み、出会いが少ないといわれています。
シングルファザーであれば、さらに出会いのチャンスは希少で、出会いなどほぼない生活をしているという人がほとんどです。
そこでたくさんの出会いを果たす婚活パーティーに参加してみるのもおすすめです。
シングルファザー限定の婚活パーティーや、再婚者向けのイベントなどに足を運ぶことで、自分の条件でもOKしてくれる相手と、一度にたくさん出会うことができます。
婚活パーティーおすすめランキング!口コミ評判を徹底比較【2022年】低料金で家計にも優しい婚活サイトやアプリを活用し自分で婚活する
結婚相談所や婚活パーティーは、与えられた環境や出会いの中で自分に合う人を見つけるというスタイルです。
しかし自分から積極的に婚活サイトやアプリを利用して、婚活相手にアプローチするという方法もおすすめです。
こういった婚活サイトやアプリの中には、シンパパシンママ限定のコミュニティに参加している人、条件をシングルファザーでもOKという条件を提示している人がたくさんいます。
シングルファザーという立場を理解し、それでも条件として合格と設定している人も非常に多く、婚活サイトやアプリであれば自分の行動力によってはかなりの数の出会いが待っているでしょう。
【2022年】婚活サイト&アプリおすすめランキング!ネット婚活の口コミ比較!まとめ
シングルファザーにとって、子供を連れての再婚は一種の冒険のように感じるかもしれません。
また失敗したらどうしよう、子供のためを考えると迷ってしまうという気持ちは、シングルファザーであれば、誰にでも起こり得るものです。
しかし良い伴侶を見つけて再婚することができれば、今のままよりもかなり生活も豊かになりますし、精神的な充実、子供にとっても良い環境を作り出すことができます。
シングルファザーだからといって、結婚することに疑心暗鬼になり、婚活を全くしなければ、そういった幸せをつかむ可能性やチャンスさえ引き寄せることができません。
子供のため、そして自分のため、相手を必ず幸せにするつもりで婚活すれば、シングルファザーであっても必ずよい相手に巡り合うことができるでしょう。