婚活していると、何の連絡もなくフェードアウトされたという経験をした方も少なくないでしょう。
一般的な恋愛関係なら、フェードアウトした方も、された方も後味が悪く、良い終わり方ではありません。
しかし、婚活でのフェードアウトとは、除々に連絡を絶ち、相手に断りを伝えるということで、あまり珍しくないのが現状。
婚活においてよく使われる言葉ですので、FOと略して使われることも多々あるのです。
ここでは、婚活におけるフェードアウトの原因や対処法、逆にフェードアウトする方法やタイミングなどを詳しくまとめてみました。
婚活におけるフェードアウトって?
婚活中のフェードアウトとは、相手と連絡が取れない、音信不通になってしまう状態のこと。
メールでやりとりしていくうちに、急にメールがこなくなって、会う前にフェードアウトされてしまったということも珍しくないのです。
また、一度デートしたけど、その後連絡が途絶えてしまったというような場合も。
何の連絡もなしにフェードアウトするなんて、常識的にどうなの?と思う方も多いですが、婚活においては、断る方法として有効な手段なのです。
一般的な恋愛関係におけるフェードアウトと、婚活におけるフェードアウトは別物だと捉えましょう。
これってフェードアウトされている?
婚活のやりとりしていく中で、次のような対応をされている場合は、フェードアウトされている可能性が大きいです。
- 毎日連絡していたのに、間隔があいてきた
- 既読スルーが続いている
- LINEをブロックされた
婚活中のフェードアウトは失礼?それとも当然のこと?
婚活をしていると、フェードアウトされることも、することも「ごく普通のこと」だと捉えるようにしましょう。
ですが、フェードアウトすることが失礼だと思う方も少なくありません。
フェードアウトするタイミングや状況によって、失礼かどうか変わってきますが、はっきりと断らずにフェードアウトする方が、お互いに嫌な思いをしない場合が多いでしょう。
なぜなら、フェードアウトせずにお断りの連絡を入れることによって、次のようなトラブルが起こることもあるからです。
相手を傷つけてしまう
はっきりと「あなたとは合いません」「会ってみたら思っていた感じと違いました」なんて正直に言われると傷ついてしまいます。
中には、断られることによって、婚活に自信がなくなるケースに繋がることも。
しかも、それが何回も続いてしまうと、トラウマに陥ってしまい、婚活をやめてしまうことにもなるのです。
フェードアウトする方は、むしろ相手に対して悪いという気持ちがあるので、断りの気持ちを察して欲しいという方が多く、お互い傷つかずに済ませたいのでしょう。
嫌がらせを受けたり、ストーカー被害に繋がる
一度会った後、お断りのメールをしたら、その直後から嫌がらせのメールが届くようになったということはよくあります。
また、ストーカーのように、しつこく連絡してくる場合も珍しくありません。
断られたことを受け入れられずに、このような行動に繋がる場合もあるので、はっきり断ることで気持ちを逆撫でてしまうのは避けた方が良いでしょう。
婚活におけるしつこい男性の見極め方と対策婚活中のフェードアウトの原因とは?
婚活している方のほとんどは、結婚相手を探しています。
しかし、婚活で出会った方が、必ず結婚相手になるとは限りません。
婚活中に急に連絡が途絶えて、フェードアウトされる事も少なくないのです。
では、どうしてフェードアウトされるのか?
その原因について詳しく見ていくことにしましょう。
メールや電話での波長が合わない
婚活する上で、メールや電話でのやりとりは欠かせません。
やりとりしていくうちに、話が合わない、噛み合わないといった事が起きると、「この人はないかな・・・」と判断されることは多いです。
実際に、婚活アプリなどを利用していて、会う前に連絡が途絶えて、フェードアウトされることはよくあること。
こういった場合は、まだ会う前なのでショックもそれほど大きくありません。
婚活メールが続かない!失敗する理由と次のステップに繋げる対策とは?会ってみたけどタイプではなかった
メールや電話のやりとりした後、実際に会ってみると、
「外見がタイプじゃなかった」
「会ってみたら、思っていた感じと違った」
なんてこともあります。
また会いたい、デートしたいとこちらが乗り気だと、なかなか断れない、悪いという気持ちからフェードアウトする方も多いのです。
会った後、急に連絡が減ったら、相手がこのままフェードアウトしてしまおうと考えていると捉えてもいいでしょう。
2回目の婚活デートが最大の山場!誘い方やデートが成功するポイント同時進行されていて選ばれなかった
婚活は、同時進行する人がほとんどです。
特に、メールでのやり取りやデートなら、何人か同時に連絡を取っているのは当然だと思っている方がいいでしょう。
いろいろな方を同時に比較しつつ、相手を選ぶことは失礼だと思う方も多いですが、婚活をする上では効率が良いのです。
真剣に結婚を考えているからこそ、同時進行している方が多く、もしフェードアウトされたら、別の方と上手くいっていると考えましょう。
相手の気に入らないことをしてしまった
デートをした後に、フェードアウトされた場合は、この原因が考えられます。
デート中に、自慢ばかりしてしまった、不愉快な態度をとってしまった等、相手が引いてしまったかもしれません。
婚活中のデートの場合、相手のダメ出しをする人は少なく、無難にデートをやり過ごした後、フェードアウトしていくのです。
別れ際に、「また会いましょう」と言ってくれていても、実際にデートに誘うと返事がないということも少なくないでしょう。
▼ 婚活中のデートで失敗しないためには・・・
婚活での初デート!1回目のデートが成功するポイントや服装、注意点は?フェードアウトされた際の対策は?
せっかく気になる相手と連絡をとりあえたのに、フェードアウトされるとやはり悲しいですよね。
はっきり言われたわけでもないので、モヤモヤする方も少なくないでしょう。
もし、フェードアウトされた場合、次のような対策をとることをおすすめします。
次の出会いに切り替える!
結婚間近でフェードアウトされては、すぐに切り替えることなんでできませんが、よほど深い仲になっていない場合は、気にせず次の婚活に挑みましょう。
婚活で出会った相手は、結婚を前提として考えているので、フェードアウトされると失恋されたような錯覚に陥るのも仕方ありません。
ですが、実際はそんな長い時間を一緒に過ごした相手でもありませんので、次の出会いに期待しましょう。
1人に絞らず同時進行しておく
フェードアウトされて、ショックを受けてしまうのは、結婚する人はこの人かも!と絞ってしまっているから。
同時進行しておけば、フェードアウトされても、他にも素敵な相手はいるのですから、ダメージも少なく済むはずです。
また、出会って交際に発展するまでは、何人か同時進行しておくことで、結婚相手の選択肢が増えると考える方が良いでしょう。
多くの人と出会うことは、婚活をする上でメリットにも繋がります。
婚活でキープや同時進行は常識?並行して婚活を行うメリットや注意点フェードアウトを見極めるタイミングは?
恋愛経験の乏しい人は、これがフェードアウトなのかどうか、見極めるタイミングを判断しにくいもの。
また、真面目気質で、人のことをとことん信じる方も、フェードアウトだと信じたくない気持ちから、連絡をいつまでも待っている場合があります。
しかし、そんな事をしていては、婚活をしていく上で、もったいない時間だと言っても過言ではありません。
婚活においてのフェードアウトを見極めるタイミングは、連絡のやりとりが途絶えて1週間を超えたあたりだと言っていいでしょう。
LINEやメールの返信がこない、既読スルーの場合は、相手がフェードアウトを仕掛けている証拠です。
そういった事が起こった際は、割り切って次の出会いに移行するチャンスだと思って、気持ちを切り替えましょう。
30代で恋愛経験なし・付き合ったことがない女性が婚活で結婚できる?1度フェードアウトされた相手と復活できる?
婚活中に1度フェードアウトされた相手だけど、復活は可能なのでしょうか?
結論から言いますと、復活の確率はかなり低く、あまりおすすめできません。
ですが、どうしても諦められない場合、
「久しぶりだね、元気にしてる?」
などと、当たり障りのないメッセージを送って様子を見てみましょう。
もし相手から返事が来たらラッキーですが、長くても1週間程度様子を見て、返事がない場合は諦めた方が良いですね。
逆に、「また会いたい」「ヒマな日教えて」などと送るのは、面倒な印象を与えるので、このタイミングでは絶対やめましょう。
相手に失礼のないフェードアウトの方法
フェードアウトする場合、いきなり連絡を断ってしまうと、相手を傷つけてしまったり、怒りを買ってしまう場合も少なくありません。
フェードアウトする場合、次のようなことに気をつけて、相手に勘付かせておく方が良いでしょう。
また、この人は違うなと感じたら、早めにフェードアウトすることをおすすめします。
相手が察する雰囲気を出しておく
メールなどでのやり取りの段階で、ちょっと違うなと思った場合は、短文で返信したり、除々に返信を遅くしたりして、フェードアウトするようにしましょう。
また、デートした際に断りたいなと思った場合は、「また会おうね」などといった、次に繋がるような言葉を言わないことがポイント。
また、相手から次のお誘いを受けた場合は、曖昧に答えるようにして、除々に距離をおくことが大切です。
相手が察することができる行動を取っておけば、相手も納得して、次の出会いに切り替えができるでしょう。
婚活での傷つけないお断り方法【例文あり】トラブル回避はタイミングも重要こんな場合はフェードアウトは控えて!
婚活において、フェードアウトを控えた方がよいというケースもあります。
例えば、「何度もデートを重ねてもうすぐ結婚!」というようなタイミングでのフェードアウトはあり得ません。
相手を傷つけてしまい、それがトラウマになって、今度の婚活に悪影響を与えてしまいます。
そのような時は、相手に誠意を持ってお断りするのが大人としての常識でしょう。
フェードアウトでのトラブルを避けたい場合は・・・
婚活でのお断りは、相手を傷つけないように、とても神経を使うもの。
フェードアウトがお断りの合図だと察して欲しいと思っても、全ての人がそう捉えてくれるわけではありません。
婚活をする上で、トラブルやストレスを避けたいという方は、結婚相談所での婚活がおすすめ。
結婚相談所の場合は、婚活スタッフが丁寧に断りを入れてくれたり、トラブルに発展しないように対応してくれるので安心です。
マッチングアプリでよくあるトラブルとトラブル回避のための対策まとめ
婚活において、フェードアウトはよくあることだと捉えるようにしましょう。
普通の恋愛とは違って、相手を傷つけないようにフェードアウトする方法を選んでいる場合が多いのです。
フェードアウトをきっかけに、次の出会いに切り替えれる!くらいの前向きな気持ちで向き合えると良いですね。
また、フェードアウトする際は、タイミングを間違うと相手を傷つけてしまい、今後の婚活の妨げにもなるので、早めに対応するようにしましょう。
フェードアウトされて傷つきたくない、断るのが苦手、トラブルは避けたいという方は、結婚相談所での婚活をおすすめします。