国内では3人に1人が離婚するという時代、バツイチなど離婚歴がある人は珍しくない世の中になりました。
もちろん、子持ちのシングルマザー・ファーザーも少なくない現状です。
シングルマザーの年収平均年収は200万〜300万程度が平均で、金銭的な余裕がある家庭は少なく、またシングルファーザーは仕事が忙しく家庭のことまで手が回らないため困っている人も多いと思います。
そんな金銭的・時間的制約がある子持ち婚でも、様々なことに気を配れば婚活は十分に可能。
以前の結婚生活や子供を育てて得た経験を活すことで、あなたも、あなたの愛するお子様も一緒に結婚したいという男女と巡り会えるはずです。
さぁ!バツイチ子持ちの婚活をどのような心得で臨んだら良いのか、検証していきましょう。
子持ち婚活に望むべきメリットとは?
シングルマザー・ファーザーにはぜひ子持ち婚活にチャレンジして欲しい理由があります。
ひとりでは対処しづらい時に、パートナーの存在があれば心強いですよね。
子供の学校行事の参加がスムーズに
独りで子育てをしていると、仕事や家事で忙しく、なかなか学校行事に参加できなかったパパ・ママも多いはずです。
再婚すれば、 パートナーと協力することができるので、子供が学校行事の度に寂しい思いをする事はなくなるでしょう。
運動会をはじめ、学習発表会や授業参観などで、活躍する我が子に対して新しいパートナーと声援がおくれるなんて嬉しいですよね。
長い人生の良きパートナーとして
老後は子供も巣立ち、独り身であればとても寂しいものですが、パートナーがいれば第2の人生も余裕を持って楽しめるはずです。
人生80年と言われる今、再婚するメリットは、あなた自身の人生を豊かにするためでもあるのです。
経済的な負担の軽減
シングルマザーの最大のデメリットは、なんと言っても経済的な負担。
独りで養育費を捻出するとなると毎月の生活は厳しいものですが、再婚すれば子供も養ってもらえ、経済的なトラウマから解放されます。
ただし、それだけを当てにして婚活をするのは辞めましょう。
自分にも余裕が蘇る
シングルマザー・ファーザーになった途端に、自分の趣味の時間はもとより、睡眠時間さえ削っているという人は多いもの。
子供を育てるために必死で働き、育児もしていたのですから、休むこともできなかったのではありませんか?
再婚し、パートナーと負担を分担するようになれば、ゆっくり休む時間もとれるようになります。
なんといっても、愛する人と生きる幸せ!
ここまでさまざまなメリットを挙げてきましたが、バツイチ子連れでも婚活をすることで得られる最大のメリットは、愛する人とともに人生を歩めること。
結果的に別れることになったとはいえ、結婚生活ではたくさんの喜びや悲しみ、苦労を味わい、人間性が豊かになった人も多いハズ。
そんなバツイチさんに人間的な魅力を感じる人も多く、バツイチさん自身も未婚のときよりも広い視野で人を見られるようになったのではないでしょうか。
もう一度誰かと寄り添って生きていきたいと思うのなら、ぜひ婚活に踏み切りましょう!
子供の年齢、性格に合わせたタイミングでの婚活を!
子供側からみた親の再婚
婚活は、子供の成長過程や性格に合わせる必要があります。
幼児期なら新しい親と生活にも慣れやすいため、子供が小さいうちに再婚相手を探したいものですね。
小学校高学年から高校生くらいの思春期は反抗期や学校との兼ね合いもあり、再婚のタイミングは慎重に考える必要があります。
また子供の性別や性格的なものもあり、思春期には婚活している母親・父親の姿を良く思わないケースも多くみられるので、まずは日頃から子供にも、再婚に対しての考えを伝え、理解を求めましょう。
成人が近くなれば、子供も父親・母親の意思を尊重してくれるようになってくるので、子供が手を離れてから再婚することも一つの手段です。
パートナーから見た子供について
子連れの再婚では、パートナーも子供に受け入れられるのか不安を抱えています。
幼児から小学校低学年頃までなら、子育てに携われる期間も長く、子供も慣れやすいので受け入れやすいのですが、やはり小学校高学年から高校生といった多感な時期の子供を受け入れるのは難しいのではと考える人も多いのです。
できるだけ子供と交流する機会を作ったり、日々の生活の様子を伝えたりして、子供とパートナーが上手くやっていけるかどうか、両者がしっかり相手を受け止める時間を作って下さいね。
バツイチ子持ちでも恋愛・婚活できる?
初婚の時のように誰でも選べるというわけではありませんが、そのかわりに離婚歴や子供がいても気にしないという度量の広い方もたくさんいます。
また離婚歴がある人やシングルマザー・ファザーが珍しくなくなった現在では、子持ち婚活を支援するような婚活サイトや婚活イベントが増えてきているのです。
子持ちだと婚活が不利!?という先入観を捨てよう
子持ちバツイチの男女が、婚活をする上で心配なのが、条件的に不利になるのではないかということですね。
バツイチ子なし・バツイチ子連れ・バツイチ子なしで養育費ありなど、離婚歴がある人をとってもその状況はさまざま。
初婚の男女などは、事情のあるバツイチの方に気後れしてしまうことは確かに多いでしょう。
しかしそれでも、相手に子供がいても構わないという男女は初婚・バツイチを問わず一定数おり、このような人は相手の事情も飲み込めるだけの包容力や許容力がある人だとも言えるのです。
多くの人にモテる必要はなく、たったひとりの新しいパートナーが見つかれば、その婚活は大成功なのですから、チャレンジする価値は十分にあるといえます!
また離婚率の高い昨今では、同じバツイチの男女の多くが新しいパートナー探しに踏み出しているので、再婚同士のカップルもたくさん誕生しています。
平成27年の結婚したカップルを調査すると、夫婦ともに初婚が73.2%に対し、夫婦どちらか、またはどちらも再婚のカップルは26.8%と、4組に1組は再婚者なのです。
参考資料:厚生労働省 平成28年 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況
子持ちバツイチを話すタイミングはいつ?
ステキな人と知り合ったけれど子供がいることをなかなか話せない、子供がいると知られたら連絡が取れなくなった・・・。
子持ちの男女が婚活で悩む要素に、子連れバツイチであることを相手に話すタイミングが難しい点が挙げられます。
結論としては、早ければ早いほど良いと思います。
子供がいると分かったら手を引くような相手なら、早く縁が切れて良かったと思いましょう。
ネット婚活の場合はプロフィールの時点で子供がいることも記入し、イベントなどで出会った場合は早めのデートで伝えることを推奨します。
しっかり関係を構築してから伝えれば、相手も受け入れてくれるのでは?と期待する方もいますが、そんな大事なことをずっと隠してたのかと相手に思われるリスクと、関係構築にかける時間をふいにしてしまうリスクがあるので、オススメできません。
子供のための婚活!本当に幸せになれる?
バツイチ子持ちの方が婚活をする際の動機としてよく聞かれるのが、子供にお父さん(お母さん)を作ってあげたいというもの。
こうした気持ちで婚活に挑むなら、辞めたほうが良いですね。
子供のため、親のためなど、第三者のためにする婚活は、自分だけでなく周囲も不幸にしてしまいます。
なぜなら、婚活はあくまで自分の幸せのためにするものであって、誰かのためにすることではないからです。
子供のために婚活をしているバツイチさんに対して、お相手はどう感じるでしょう。
自分を愛してくれているのではなく、子供の父親(母親)としての役割だけを求めているのだと思うのではないでしょうか。
まずは、バツイチ子持ちのあなた自身が幸せになるために、これからの人生を一緒に歩いていきたいと思う相手を探しましょう!
コストのかからない方法を選ぶ
特にシングルマザーはギリギリの経済状態の方がほとんどなので、なるべく負担のないような婚活方法を選択する事が大切ですね。
婚活サイトや婚活アプリは結婚相談所を利用するよりも低価格で婚活ができ、婚活サイトによっては、婚活パーティーの会社と提携していて、パーティーの参加料が割引になるところも多くあります。
自分の経済状態に合わせた婚活サイト選びもポイントですね。
婚活をしている事を知られたくない
子供やママ友達に婚活をしているという事を知られたくないと思っている人は少なくありません。
特に年頃の子供ならば、スマホを操作することができるので、SNSなどから、婚活をしている事が発覚されてしまうのではないか…と心配になるかもしれませんね。
もちろん、そうしたプライベートな個人情報は漏れないような仕組みになっています。
ですが、子供に婚活していることを隠していると、いざ新しいパートナーを紹介する際に拒否されるかもしれませんよ。
できるだけ、婚活の段階で子供と再婚について話せる関係を築いておきたいですね。
バツイチ子持ちでも素敵な結婚ができる!
まず、大切なのは、バツイチ子持ちである事を悲観的にならないこと。
離婚した事を後悔している人は意外と少ないのです。
特に、DVや浮気などが理由の離婚は、子供の事の事を考え、ホッとした気持ちになるでしょう。
「次のパートナー選びは決してそういう事をしない人!」と再婚相手も慎重に選ぶはずです。
子連れだけど再婚したい!シングルマザーが再婚をするための婚活方法バツイチってどんなメリットがある?
「バツイチにメリットなんてある?」と、ほとんどの方が思いますが・・・実はあるのです。
離婚した事で、自分を見つめなおす事ができ、以前の結婚生活で失敗したことを繰り返さないようにするでしょう。
また離婚は、すごくエネルギーを消費するとまで言われていますよね。
まさにその通りで、離婚後は精神、肉体共に疲れてしまう人がほとんど。
そうした人生の困難を乗り越えると、人間は内面的に成長するのです。
離婚という苦労をしてきた人だからこそ、相手の痛みをわかる人なのだと思う人もいるでしょう。
バツイチ同士の結婚は?
バツイチ同士の結婚は、片方が子連れ再婚などというケースでなければ、比較的スムーズに進むでしょう。
お互い、同じ条件で同じスタートラインに立っているからこそ!
周囲の親や親戚だって反対する理由もないため、初婚の時と同じように祝福してくれるはずです。
相手が初婚の場合は?
ちょっぴり不安を抱えてしまうケースは、相手が全くの初婚の場合。
昔よりも、バツイチ子持ちというイメージを悪く思う人は少なくなりましたが、残念ながら土地柄や親の年齢によって、反対されてしまうケースもあります。
逆に、全然問題ないと言って祝福してくれるケースも多いため、悲観的になる必要は全くありません。
あまりにも強い反対にあい、パートナーがそれに対して何も働きかけてくれない場合は、縁がなかったとサッパリ諦めるくらいの気持ちで婚活しましょう!
バツイチ子持ちの方におすすめの婚活方法はこれ!
ちょっとしたスキマ時間を利用できるネット婚活
シングルマザーやファーザーは大黒柱として生活を担い、さらに育児や家庭のこと、学校との連絡までこなさねばならないので、婚活する時間が無いと諦めている方も多いのではないでしょうか。
そんな人にはスマホでいつでもどこでも婚活ができる、婚活サイトやマッチングアプリがおすすめです。
普段からメール、ブログ、Facebookユーザーであれば、その延長で婚活ができますよ。
サイトによってはプロフィールで未婚or離婚や子供の有無も設定でき、お相手を探すときも離婚者に理解がある人を条件検索して探すことができます。
また相手の写真やプロフィールだけよりも、趣味や興味ある投稿などが見られるので身近に感じられますね。
例えばエキサイト婚活では、日記を投稿することができるので、子供との生活の様子などを記入すると、お相手も子供に親しみを持ちやすくなります。
気分を変えて婚活パーティー!バツイチと理解者のイベントも
単発で参加できる婚活パーティーは、たまの息抜きにもピッタリ。
時間の開いた日にはオシャレに着飾って、イベントに参加してみましょう!
婚活パーティーでは、バツイチと、再婚に理解のある男女だけが集まる企画もあり、普通の婚活パーティーには気後れしてしまうというバツイチ子持ちの方でも安心して参加することができますよ。
また趣味を楽しみながら出会える企画も多く、気分転換に軽い気持ちで参加してみてくださいね。
婚活では防衛意識が必要!遊び目的の人に注意
便利なネット婚活やパーティーですが、中には遊び目的の人も紛れています。
そうした人にとってシングルマザーは格好の標的になりやすく、再婚を焦っているから結婚をちらつかせれば簡単に落とせると考える最低な男もいるのです。
メッセージのやりとりだけでなく、相手の行動も注意深く観察し、誠実さをチェックしてください。
まとめ
子持ちで婚活や、バツイチで婚活となると、以前はなかなか難しかったと思います。
それが、ここ数年で婚活スタイルが変化し、サイトの会員数もかなり増えたため、子持ちでもOKですと理解してくれる相手に出会う確率が高くなってきているのです。
子供が欲しいが年齢や体の問題で諦めていたという男女など、子連れを歓迎してくれるお相手もたくさんいます。
ぜひ新しい幸せを掴みにいきましょう!