周囲で結婚ラッシュが起こったり、結婚適齢期になったりすると、結婚を焦る女性が多くなります。
しかし、焦って結婚した女性の中には、結婚した事を後悔する人も少なくありません。
ここでは、焦って結婚した女性がどのような理由で後悔するのか、女性が結婚して後悔する男性の特徴等について詳しくまとめました。
また、焦って結婚して後悔しないためにはどのようにすればいいのか、結婚に失敗しないように見極めたいポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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では、実際に焦って結婚した女性は、どのような理由で結婚を後悔するのでしょうか。
結婚して幸せになるはずだった、こんなはずじゃなかったと思う点は、一体どのような点なのか、詳しく見ていくことにしましょう。
ここでは、焦って結婚した女性が後悔する8つの理由について、解説していきますね。
夫との価値観が全く違っていた
焦って結婚してしまうと、相手のことをまだ良く知らないまま結婚してしまったというケースも少なくありません。
結婚生活を始めると、夫との価値観の違いが顕著に表れるようになって、後悔する人もいるのです。
夫の価値観を知るためには、ある程度の期間や信頼関係を築くことが必要だと言えるでしょう。
ですが、焦って結婚すると、そういった大切なことが欠けている場合が多いので、価値観の違いに気付き、結婚しなれければよかったと感じる女性が多くなるのです。
結婚で大切な価値観!離婚の原因にもなる価値観の違いは婚活中に確認!元カレと比べてしまう
周囲の友達や知人がどんどん結婚する中、自分は彼氏と別れてしまったとなると、かなり結婚を焦るようになります。
失恋してしまい、年齢をある程度重ねていた場合、早く結婚相手の候補になる相手を見つけようとする女性が多いでしょう。
そういった状況の時に、タイミング良く出会った男性に対して、
- この人を逃したら、もう出会いがないかもしれない
- 結婚できるような相手に出会えないかもしれない 等
と不安に感じ、焦って結婚してしまったという女性も珍しくありません。
ですが、そういった男性と安易に結婚してしまうと、性格や価値観のズレ等が嫌になり、元カレと結婚したかったと後悔するようになります。
また、破局した理由がたいしたことがなく、別れた事に納得していない場合は、さらに後悔の念が強くなってしまうでしょう。
復縁から結婚はできる?きっかけやうまくいくカップルの特徴は?子どもに対する気持ちが違った
焦って結婚してしまった場合、子どもについて話をしなかったという人も多いでしょう。
結婚した後に、「子どもは欲しくない」等と言われてしまうと、出産したいと考えていた女性はショックですよね。
また、出産後に夫と結婚して後悔し始めたという人も少なくありません。
生まれた子どもに対する接し方や考え方、子育てについて温度差が生じてしまうことも。
結婚前に育児や家事の共有や負担について、きちんと話しておかなかったため、女性に負担が大きくのしかかってくるという場合も多いのです。
女性は出産で生活パターンが激変したにも関わらず、夫は全く変わらず今まで通りの自由な生活をし、協力的でないと「この人と結婚しなければよかった」と思ってしまうでしょう。
金銭感覚が合わなかった
金銭感覚の違いも、焦って結婚した女性に生じやすい後悔の理由の1つ。
将来家を建てたり、子どもの教育資金にするためにと、女性の方は家計を切り盛りしているのにも関わらず、夫が自由にお金を使っていると不満に思いますよね。
お金や将来設計について、結婚前にもっとしっかり話し合っておけばよかったという女性が多いのも事実。
また、夫のお金の使い方や金銭感覚の無さを知っていたら、こんな人とは結婚しなかったと後悔する女性がたくさんいます。
金銭感覚の違う彼氏彼女と結婚できる?金銭感覚違いをチェックしておこう嫌いな部分が目につくようになってきた
焦って結婚してしまうと、相手の癖や生活パターンがよくわかっていないまま結婚しているので、結婚後にだんだん嫌な面が目につくようになってしまいます。
- 食事の時に咀嚼の音を立てる
- 貧乏ゆすりをする
- 清潔感がない
- すぐに嘘をつく 等
このような事は、今までの人生で相手が長年培ってきた癖や習慣であるため、なかなか変わることは難しいでしょう。
一緒に生活してみる、長い間時間を共有することよって、初めてこのようなマイナス面に気が付くと、どんどん相手のことが嫌になってしまう女性もたくさんいます。
それが、自分が許せない事であったり、生理的に受けつけない事であったりすると、結婚したことを強く後悔することになるでしょう。
仕事を続けておけばよかった
仕事に関して結婚を後悔している女性は、下記のようなことを悔やんでいる事が少なくありません。
- 結婚を機に仕事を辞めた人
- 家事と仕事の両立をするためパートにした人
- 育児のために退職した人 等
自分のスキルが認められる前に、焦って結婚してしまい、復職が難しくなるというケースも。
また、子育てがひと段落して、また働こうと思ったら、パートでしか働けないという状況になると、焦って結婚した事を後悔するようになります。
あのまま仕事を続けていたら、経済的にも余裕があった、やりがいも感じられていたと考える女性も多いでしょう。
専業主婦になりたい人向けの婚活方法!夫になる人の年収はいくら必要?親との関係性が上手くいかず難しかった
義理の親との同居や介護等も、女性が後悔しやすい大きな原因です。
焦って結婚してしまった結果、夫が長男なので将来的に親との同居や介護をしなければいけない事を後々知ってしまう場合も。
結婚相手の両親との関係や、将来的な関わり方等を話す事もなく結婚した場合、かなり後悔してしまう女性が多いでしょう。
親と同居が条件の婚活は厳しい?親と同居するメリット・デメリットもっと遊んでおけばよかった
結婚すると、独身の頃のように自由な時間が取れなくなります。
今までは、自由な生活を満喫することができ、疲れたら寝る、休日はのんびり過ごす、好きな時間に食事をすることができていました。
ですが結婚すると、必ず家にはパートナーがいて、家事や事務的な事等、どんな時でも毎日面倒な作業をしなければなりません。
友人と会って楽しむ時間、プライベートな時間、趣味に費やす時間が取れないだけではなく、自由にお金も使えなくなります。
また、家庭の事を1番に考えるようになるので、我慢が増える一方でしょう。
そのような状況になって、独身時代の自由さを思い出し、焦って結婚した事を後悔するようになります。
一生独身はメリットだらけで最高に幸せ?生涯結婚しない男女の特徴焦って結婚したことに後悔してる女性はどのくらいいる?
実は、焦って結婚した女性の3人に1人が、結婚した事に後悔していると言われています。
理由はさまざまですが、「こんな事なら結婚しなければよかった」と感じている女性が多いのです。
その結果、離婚に至るケースもありますが、離婚できずに悩んでいる女性も少なくありません。
焦って勢いだけで結婚したという女性もいますが、きちんと結婚後のこともしっかり考えた上で結婚を決断しないと後悔することになるでしょう。
焦って結婚して後悔する女性の共通した特徴とは?
焦って結婚してしまい、上記のような理由で後悔している女性には、実は共通した特徴があります。
どんな女性が、焦って結婚したことに後悔してしまう可能性が高いのか、ここでは詳しく見ていくことにしましょう。
相手を条件だけで選んでしまう
結婚する際に、相手を条件で選んでしまった女性は、後悔してしまう事が多い傾向にあります。
特に、結婚を焦っている女性の多くは、相手をステイタスで選んでしまうというケース。
- 高収入
- 見た目
- エリート職業 等
このようなステイタスばかり気にして男性を選んでしまった結果、全く性格や価値観が合わないため、結婚を後悔してしまうことになるでしょう。
今は高収入でも、仕事をクビになってしまったり、会社が倒産してしまったりという可能性もゼロではありません。
そういった状況になった時に、内面から相手を選ばず焦って結婚した女性は、激しく後悔してしまいます。
ハイステイタス男性と結婚したい!独身の理由と婚活で出会う方法恋愛体質で冷静な判断ができない
相手と交際している時には、恋愛に夢中になってしまい、相手の嫌な面やマイナス面も許せてしまう女性も少なくありません。
しかし、恋愛中には盲目になってしまう恋愛体質の女性は、結婚する際に冷静な判断ができなくなってしまう事があるでしょう。
また、相手が好きでたまらないから焦って結婚してしまうと、結婚後に後悔したという事も珍しくないのです。
恋愛と結婚は全くの別物。
恋をするという感覚と、結婚するという共同生活を強いられる事とは、結び付けて考えるべきではありません。
恋愛依存症の男女の症状チェック!原因や克服治療方法、別れ方も解説どうしても男性を減点方式で見てしまう
男性を減点方式で評価している女性は、結婚したとしてもすぐに後悔してしまい、やがて離婚してしまう場合が多くあります。
男性の悪い部分だけを見つけてしまうため、嫌な面やマイナス面ばかりに目がいき、自分から相手を嫌いになってしまう傾向にあるのです。
結婚生活を長続きさせることができる女性は、男性の良い点を見つけるのが上手く、男性を加点方式で見ることができる人だと言えるでしょう。
結婚生活への憧れが強く、過度な期待を持っている
結婚する前に、結婚生活に憧れが強く、夢見すぎている女性も、かなりの確率で結婚後に後悔しています。
結婚生活のイメージとして、
- 結婚したら人生バラ色
- 優しい夫に毎日愛されて幸せ
- 好きな夫とずっと一緒にいられる
- 何もかもが上手くいく 等
このように夢見ている女性が多いですが、実際の結婚生活はそんな甘いものではありません。
結婚生活に対して、かなり期待している女性は、早く結婚したいと焦って結婚しやすい傾向にあるため、結婚後に後悔してしまう可能性も大きいでしょう。
結婚する上で大切なこと17選!幸せな結婚へ向けて重要なことを確認意思を伝えるのが苦手で我慢してしまう
男性に自分の気持ちを正直に伝えるのが苦手、我慢してしまうという女性も、結婚して後悔する傾向にあります。
そういった女性は、自分が我慢していれば、夫婦仲も上手くいくと考えてしまうのでしょう。
ですが、我慢しすぎて夫婦なのに自分を出せない、相手に気を遣って生活しているという女性は、抑圧された結婚生活を強いられるため、しんどくなってしまいます。
そのような状況が続いたら、ストレスがたまってしまい、離婚したいと考える女性も少なくありません。
結婚相手として「間違えた」「失敗した」と思う男性の特徴とは?
では次に、結婚する際に女性に気をつけて欲しい男性のタイプや、結婚を後悔することになってしまう男性の特徴について見ていきます。
結婚後に夫に失望し、結婚したことを後悔しないように、結婚相手としておすすめできない男性の特徴を知っておきましょう。
マザコンタイプ
母親から未だに離れられない、母親も息子の巣立ちを促せないという、いわゆるマザコン男性は絶対に結婚相手としてNG。
- 母親から頻繁に連絡が来る
- 何をしても自分の母親と比べる
- 自分の母親がいかに素晴らしい人かを自慢する 等
このような男性は、結婚相手として避けた方が良いでしょう。
また、母親も息子の家庭や言動に口出しする、息子の自慢や武勇伝を語るような場合には要注意です。
結婚後に嫁と姑の対立になる事は目に見えていますし、そうなった時に夫は母親の肩を持つことも間違いありません。
結婚したら、伴侶となる妻を最優先に考えてくれることができない男性と結婚してしまうと、結婚してから嫁姑問題で不満だらけになるでしょう。
浪費や浮気タイプ
お金にだらしない浪費家、女性にだらしない浮気性の男性と結婚してしまうと、最悪は離婚に至ってしまいます。
夫の金銭感覚がしっかりしていなければ、結婚後の経済状態は大変なことに。
また、浮気性の夫であれば、常に女性問題をかかえ、妻はやきもきしていなければなりません。
そのような場合、結婚生活、妊娠出産、育児、老後、人生のすべての節目において、何らかの問題が発生してきます。
交際中からお金の使い方に問題がある、浮気の前科があるという場合には、結婚を考え直した方が良いでしょう。
暴力タイプ
すぐに手が出るタイプの男性とも、絶対に結婚するべきではありません。
結婚してその暴力が収まるはずはありませんし、さらにエスカレートしていくことも間違いないです。
暴力に訴えて妻を従えようとする夫とのトラブルは、社会問題にもなっていますので、こういったタイプの男性は要注意。
また、自分だけではなく、子どもにも暴力をふるう恐れもあるので、お付き合いをしている時から手の出るタイプの男性とは早く別れるべきです。
自己中心的タイプ
自分の考えが1番正しい、人の意見を全く聞かないというタイプの男性と結婚するのも、後悔ばかりの結婚生活になるでしょう。
自分の意見は必ず通す、でも妻の意見は取り上げないという、夫がいつでもどんな時でも中心となるようなスタンスの結婚生活になってしまいます。
妻側は黙って従うしかなくなっていき、夫と対等ではなく、やがて召使や家政婦のように感じる女性もいるはず。
自分の感情を表に出すことも難しくなり、夫の意見が正しいという錯覚に陥ってしまうこともあります。
そうなると、女性は次第に精神的に追い詰められてしまい鬱状態になったり、破局という結果を迎えるでしょう。
婚活うつって何?鬱病になりやすい人の特徴や対策、チェック方法も紹介女性が焦って結婚して失敗しない為に!結婚相手の見極め方は?
では、女性が焦って結婚して後悔しないためにはどうしたらよいのでしょうか。
ここでは、結婚前に後悔しないための見極めポイントについて、解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
価値観の違いが許せる範囲なのか?
女性が焦って結婚して後悔した理由の1つに、価値観の違いが上記でも挙げられました。
女性と男性の価値観が違いすぎて、どうすることもできないと離婚する夫婦も少なくありません。
ですから、結婚前にきちんと相手の事を良く知ることが大切。
焦って早く結婚したい女性にとっては、そんな時間勿体ないと思うかもしれませんが、育ってきた環境等によって全く違った価値観の持ち主である可能性もあるのです。
男性を知る上で、価値観のズレや違いが許容範囲なのかどうか、見極めることが重要なポイントだと言えるでしょう。
それは金銭感覚についても同じで、お付き合いをしている時に、お金の使い方や趣味等についても見極める必要があります。
男性のモテる趣味&モテない趣味ランキング!女性ウケする趣味は何?将来設計についてきちんと話をする
焦って結婚した結果、「夫との将来設計が全く違った」という女性も少なくありません。
例えば、
- 子どもは欲しくない
- 結婚したら仕事は辞めて欲しい
- 子どもが生まれたら職場復帰して欲しい
- 将来的には義親との同居 等
このような事を、結婚する前に確認しておくことで、お互いどのような結婚生活を望んでいるのかわかりますよね。
全てが一致しているなら結婚しても同じ方向に向かって歩んでいけますが、異なる部分がある場合は、その点についてお互いに歩み寄ることが大切。
あまりにも将来設計が違う場合は、結婚しても後悔してしまう可能性が高いので、結婚は諦めたようが良いでしょう。
家庭の優先度について話しておく
結婚したら、男性は女性から家庭優先を強いられてしまい、結婚した事を後悔したという声も珍しくありません。
ですが、女性も働いている場合、家事も育児も全て任せられては不満ですよね。
そこで、結婚後に家事や育児をどのくらい分担するのか決めておくと安心。
また、それぞれの趣味を楽しみたい、2人で過ごす時間を楽しみたい等、休日の過ごし方やプライベートについても話しておくと良いでしょう。
お互いがどこまでを譲り合えて、尊重し合えるかが見極めるポイントになります。
結婚した事に後悔している男性の理由や特徴は?結婚後悔候症群って何?焦って結婚した女性が良かったと思う事はあるの?
これまでは、焦って結婚した女性が後悔した理由等を述べてきました。
逆に、焦って結婚した事を良かったと思っている女性はいるのでしょうか。
こちらでは、焦って結婚した結果、女性が良かったと感じたことをいくつか紹介していきますね。
出産適齢期までに子どもを授かることができた
妊娠や出産には、どうしても女性の年齢が深く関わってきます。
年齢が上がるにつれて、必然的に妊娠が難しくなり、出産時のリスクも高まります。
ですから、焦って結婚する女性の中には、出産適齢期までに子どもを出産したいという女性が多いと言えるでしょう。
焦って結婚した結果、子どもを授かることができ、幸せに暮らしている女性もたくさんいます。
結婚適齢期っていつ?結婚適齢期が婚活をスタートするきっかけに!親を安心させてあげられた
女性は年頃になると、親に「結婚しないの?」等と、心配されることが多いですよね。
結婚した結果、子どもが結婚できるか心配していた両親が安心していた、嬉しそうにしていたという声も。
子どもが結婚して幸せに生活している姿を見ることが、親にとっても幸せなことだと言えるので、結婚して良かったと感じる女性も少なくありません。
シングルハラスメントとは?「まだ結婚しないの?」に対する答え方や対処法まとめ
焦って結婚した結果、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔する女性が多いのは現実。
結婚は本人同士だけではなく、家族や周囲にも関係のあること、子どもが生まれたら子どもの人生にも関わってくることです。
焦って結婚して後悔するのであれば、じっくりと相手のことを知って、お互いに理解し合える人を選ぶことが大切でしょう。
周りの環境等で、焦って結婚してしまう女性の気持ちもわかりますが、まずは後悔しないか相手の男性のことを見極めてくださいね。
そして、幸せな結婚生活を送るためにも、焦って結婚するのではなく、じっくりとお互いに理解や尊重し合える相手を探すようにしましょう。