好き避けとは、「好きな相手の前だと、緊張して素直になれない」行為や行動のことです。
男性に多く見られる好き避け行動ですが、女性でしてしまう人もいます。
また行き過ぎた好き避け行為は、相手を嫌ってる印象を与えてしまうことも。
そこで今回は、好き避け行動をする女性の特徴や見分け方、対応の仕方や好き避け行動を卒業する方法など紹介していきます。
気になる女性が好き避けかもしれない、また自身が好き避けしてしまうことに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
好き避けする男性の特徴や心理は?見分け方やあるあるネタを解説!好き避け女性の行動や態度の特徴は?
好き避け行動をとる女性の特徴は、わかりやすいものがほとんどです。
ただし中には好き避け行為をこじらせて、ひょっとして嫌ってる?と思わせるような、わかりにくいものもあります。
ここでは好き避けしてしまう女性の行動や態度などの特徴を紹介するので、チェックしてくださいね。
自分からは話しかけない
好き避け女性は、とにかく受動的。
緊張しやすいタイプや恥ずかしがり屋が多いので、自ら話しかけることはあまりありません。
内心では意中の男性と話したい思っているので、男性から話しかけると喜んで会話に応じます。
挨拶の返しや話し方が丁寧
嫌われたくない一心から、相手男性に対する態度がとても丁寧なのも特徴です。
好きな男性からであれば、ただの挨拶であっても、あきらかに丁寧に返してきます。
また話し方も意中の相手にだけ敬語を使ったりするので、周囲からは好意を抱いていることがすぐにバレてしまいます。
性格的に素直になれなかったり、意識しすぎて対応できないなど、内心では親しくしたいのにできないパターンですね。
急に話しかけるとテンパる
相手男性から予期せぬタイミングで声をかけられると、あからさまに動揺した表情や態度をとってしまいます。
好き避け女性は恋愛に関してとてもピュアな人が多いため、心の準備ができていない状態だと、どうしていいかパニックになってしまうのでしょう。
目を合わせられない
好き避け女性が好きな男性と話しをするときは、恥ずかしさのあまり目を合わせることができません。
そのため男性がじっと目を見てくると、動揺したり、会話を切り上げたりするでしょう。
好きな相手と話すときだけ女子っぽくなる
普段は口調にそこまで気遣っていない好き避け女性も、気になる男性と話すときは、口調が女子っぽくなります。
相手に少しでも気に入られたいという気持ちから、女子っぽい口調になるのです。
周りに人がいると冷たくなる
周囲に男性が好きなことを気づかれたくないことから、周りに人がいるとそっけない態度をとったり、好きな男性にだけ話しを振らないなどの冷たい態度をとってしまいがちです。
また飲み会などでメンバーを集める際も、自分から好きな男性を誘ったりしません。
そうすることで、男性に気があることが周りの人にバレないと思っているのです。
しかし男性に冷たくしている最中は、相手に嫌われていないかの心配で一杯です。
LINEで連絡してきたり、2人きりになったときに話しかけてきたりしてきますよ。
2人きりだと会話が弾む
2人きりになると、好き避け女性の口数は一気に増えます。
周りの人に自分の気持ちがバレないと安心するためでしょう。
ただ大勢の前と2人きりの時では性格が真逆になるため、相手側からすると「どっちが本当の性格なのだろう」と疑問に思わせてしまうこともしばしばです。
LINEが既読にならない
好き避け行動をする女性は、慎重派でもあります。
気になる男性からLINEがきたら即気づくのですが、すぐに既読にしたら自分の気持ちを気づかれるのではと考え、あえて未読のままでしばらく放置します。
またメッセージの内容も入念に考えるため、返すスピードも遅めであることが多いでしょう。
LINEの返しをスタンプだけで終わらせるケースもあります。
これは照れ隠しであったり、可愛いキャラクターを使うことで印象を良くしたいという、好き避け女性ならではの暗黙のメッセージなのです。
飲み会では近くの席に座る
好き避け女性は飲み会などの席では、意中の男性の近くに座ろうとしてきます。
いつもは自分から話しかけられないけど、アルコールの力で話しかけられるかもと考えたり、話す機会がなくても聞こえてくる男性の情報を仕入れることができるためです。
また近くにいれば「向こうから話しかけてくれるかも」と、期待もしていますよ。
頼まれごとを引き受けてくれる
好きな男性の頼みごとは、ほとんど引き受けるのが好き避け女性です。
自分から話しけることが少ないので、男性から関わってくれたらそれだけで嬉しく、例え自分が忙しくても引き受けてしまうのです。
あまのじゃくタイプの好き避け女性もいる
好き避け女性の中には、あまのじゃくタイプの人もいます。
男性をからかったり、話しかけられても無視したりと、本心と態度が伴いません。
そのため男性側からすると「自分は嫌われている」「嫌な感じの女性」と思われてしまうことが大半です。
嫌い避けと好き避けの見分け方は?違いを紹介
好き避けに似たもので、嫌い避けというものもあります。
嫌い避け行動は相手が嫌いだから行う、好き避けとは真逆な行為です。
根本では「好き」と「嫌い」という全く違う気持ちであるのに、嫌い避けと好き避けの行動などは似ている部分があります。
見分けるためにも、嫌い避けの特徴についご紹介していきます。
嫌い避け女性の特徴や行動まとめ
女性というのは、好き・嫌いが「顔」「行動」に非常にでやすいです。
話しかけても無表情、近づくとすぐに場所を移動するなど、露骨にわかる場合があります。
一方好き避け女性は、自分から相手に関わる機会が少ないものの、男性から話しかけられると喜んだりするので、そういった差から見分けることができるでしょう。
他にも、嫌い避け行動の特徴は以下のようなものがありますよ
- 挨拶の返しが雑
- 言葉遣いが悪い
- 会話中、相手に無関心
- 目を見ても動揺しない
- 緊張している様子がない
- 2人きりになるのを嫌がる
- 頼みごとは基本的に引き受けない
- 飲み会では遠くの席に座りたがる
- 冷たくした後もフォローを一切しない
- 周りに人がいようがいまいが態度が一向に変わらない
- LINEを既読無視や未読無視してくる
先ほど紹介した、好き避けだけどあまのじゃくタイプの女性と、嫌い避け女性は非常に似ています。
見分けるには他の好き避け行動があるか、注意深く観察する必要があるでしょう。
好き避け女性の心理って?好き避けする理由は?
好き避け女性も、自ら好んで好き避け行動をしているわけではありません。
中にはあえて好き避け行動をしているケースもありますが、それにも理由があります。
ここでは好き避け行動をしてしまう女性の心理や理由について、紹介していきます。
恋愛経験が少なく男性との接し方がわからない
恋愛経験が少ないせいで、好き避け行動をしてしまう人がいます。
青春時代、恋らしい恋をしたことがない、好きな人はいたけど何の進展もないまま終わったなど、恋愛経験が少ないことで何をどうすればいいのかわからないのが、今も尾を引いているのです。
その結果、好き避け行動をしてしまうのでしょう。
男性がいない環境が、男性とどう接していいのかわからない状態を加速させているのです。
自分からアタックすることにネガティブなイメージ
女性は受け身なタイプが大多数です。
そのため自分からアタックすることは「恥ずかしいこと」などのネガティブなイメージがあって、積極的になれないという心理もあります。
また自分からアピールしたのに失敗した、という結果になることを恐れて、相手からくるのを待つという面もありますね。
自分に自信がない
自分に自信がないために、好き避け行動に走る女性もいます。
好きな気持ちはあるのに「私なんかが話しかけても無視されるかも」「もっと素敵な女性のほうがお似合い」など、自嘲的な気持ちから避けてしまうのです。
恥ずかしい
好きな人を前にすると、ドキドキして理由もなく恥ずかしい気持ちがわいてくるのは、自然なことです。
嬉しい気持ちが高まりすぎて、変な声や話しをしてしまわないか、動揺した姿を見られてしまうかもと余計な心理が働いて、避けてしまうのでしょう。
嫌われたくない
嫌われることを過度に恐れすぎた結果、好き避け行動をしてしまうケースもあります。
下手にコミュニケーションをとって嫌われるくらいなら、こちらから関わらないほうが賢明と、相手男性を避けてしまうのでしょう。
これも前述で紹介した、自身がないことから派生している心理になりますね。
周りに好きなことをバレたくない
好きなことを周りにバレてしまうのが嫌で、好き避け行動をしてしまう女性もいます。
そのような女性はプライドが高いために、大勢でいるときは男性への好意を気づかれないよう、クールキャラを演じてしまうのです。
しかし2人きりになると態度が豹変するので、周りにはバレバレという場合が多いですね。
仕事に悪い影響をあたえたくない
職場や仕事で関係している男性を好きになった場合、リスクを考えてあえて好き避け行動をとる女性もいます。
もし好きな気持ちバレて気まずくなったら、仕事に悪影響をあたえることもありますよね。
特にバリキャリ系の女性は、キャリアを重視しているので慎重になりがち。
そのようなリスクを回避するために、意図的に好き避け行動をとっているのです。
引き離されるのは嫌!と、好き避けしていることもあるでしょう。
好き避け女性への対応方法や有効なアプローチ方法を紹介
気になる女性が好き避け女性かもしれない、そんなときにどう対応すればいいかわからない人もいるでしょう。
また自分は好意をもっていなくても、好き避け女性から慕われているかもしれない、そんな場合もありますよね。
ここでは好き避け女性への有効なアプローチ方法や、対応の仕方を紹介していきます。
女性の周りから情報収集する
好き避け女性にアプローチをする際は、仲の良い人に女性の情報を聞いてみましょう。
そして自分も良く思っていることを友人に伝えておけば、奥手な好き避け女性との距離を縮めることにもつながります。
また好き避けか嫌い避けかがわからない場合、周りに聞いておくことで、最悪の事態を防ぐことにもなりますよ。
SNSから女性の情報を得たり、コメントやいいねを送ってアピールするのもいいでしょう。
積極的にアプローチをする
好き避け女性が自分からアピールすることは少ないですが、男性からアプローチされるのは大歓迎してくれます。
そのためこちらから積極的にアプローチをしてみてください。
男性からアプローチを続けることで、好き避け女性も期待を寄せ、自分からも歩み寄ってくるようになりますよ。
最初のうちはLINEでアプローチしよう
好き避け女性はシャイな性格である人が多い傾向です。
そのため最初のうちは、LINEなど直接顔を合わせない方法のほうが、盛り上がります。
LINEに慣れてきたら、電話や直接顔を合わせて話す段階に切り替えましょう。
婚活における理想的なメールやLINEの頻度はどれくらいがベスト?1人の時に話しかける
好き避け行動をとる女性は、大勢でいるときは意中の男性と話したがりません。
話しけるベストタイミングは、1人のときです。
周りを気にせず会話に集中できるので、好き避け女性の素の姿を見ることもできますよ。
また外見を褒めるのもいいですが、内面や仕事ぶりなどを褒めると、自分のことをよく見てくれている!とより好感度が上がりますよ。
自分のことを聞いてみる
もし自分に好意を寄せていれば、自分のことを聞いても色んな答えが返ってくるでしょう。
逆に嫌い避けであれば、当たり障りのない内容や無関心であることが伝わってきます。
また自分のことを聞いたあとは、女性のことも触れて、関心があることを示すようにしてくださいね。
関心がない場合は特に何もする必要なし
好き避け女性が周りにいても、特に関心がなければ何もせず、ただの友人・知人の一人という関わり方で問題ありません。
もし好き避け女性が自分のことを好きだとしても、こちらからアクションを起こさなければ、特に進展することはないでしょう。
好き避け女性を卒業する方法は?
好き避け行動も行き過ぎると、相手との進展を望めないどころか、嫌われてしまう原因にもなりかねません。
好きな男性との仲をスムーズに進めるためには、好き避けを卒業するほうが賢明です。
ここでは好き避け行動を卒業するための方法について、紹介していきます。
アプローチしないと後悔することをイメージする
好き避け女性のままでいると、ライバルに男性をとられたり、片思いしかできなかったりと、思うような恋愛ができない可能性が高くなります。
アプローチをしなかったことで起こりうる、最悪のケースをイメージすることで、現在の自分から脱皮しやすくなれるでしょう。
本当に好きな人ができたら受け身にならず、こちらからチャンスを掴みに行きましょう。
避けられている相手の気持ちを考える
好き避け行動をしたくてやっているわけではなくても、相手の男性を傷つけている可能性もあります。
優しい性格の男性だと、好き避け行動に対して、深刻に悩んでしまう場合もありうるでしょう。
相手の気持ちになって、このままではいけないことを認識し、改めようとするのも卒業できる手立てになりますよ。
自分の良いところをみつけて自信をつける
自分に自信をつけることも、好き避け行動を卒業する方法の一つです。
手っ取り早く自信をつけるには、自分の良いところを見つけることがおすすめ!
どんな人にも良いところはあるものなので、良いところを具体的に書き出してみましょう。
中々ペンが進まない場合は、家族や友人、SNS仲間に聞いてみるのが良いですよ。
第三者からの視点なので、客観的に知ることができ、さらに自信をつけることにもつながります。
相手を意識しすぎない
相手を意識しすぎるから、好き避け行動をしてしまうのです。
意識しないよう工夫すれば、意外と普通に接することも簡単にできます。
相手も1人の普通の人間と言い聞かせた上で、目を見て話すのはハードルが高いのであれば、相手の額や口元を見てみる。
何を話していいかわからない場合は、聞き手にまわるなど、実践してみてくださいね。
聞き上手な人の特徴やモテる理由は?聞き上手になる方法やコツ!本10選表情だけでも笑顔で和やかにする
好きな男性を前にすると緊張して、どうしても意識しすぎてしまうという人もいるでしょう。
そんなときは、表情だけでも和やかにすることを忘れないでください。
声が小さくても、うまく接することができなくても、表情が笑顔であれば悪い印象をあたえることはありませんよ。
挨拶からはじめてみる
笑顔ができたら、挨拶をしてみましょう。
相手の男性を見かけたら「お早うございます」「お疲れ様です」など、こちらから声をかける練習にするのです。
緊張するかもしれませんが、ほんの一言なので勇気をだして始めてくださいね。
話す内容を事前に考えておく
いざ相手の前になると、頭が真っ白になって、何も話せなくなることもありますよね。
また急に話しかけられると、咄嗟のことで気の利いたことが言えないなんてことも。
そうならないためにも、話す内容を事前に考えておくことが良いですね。
いくつかの話題を用意したら、内容をシミュレーションするのもおすすめです。
頭の中で考えていても、いざ声に出して話すとうまく話せないこともあります。
一度シミュレーションしておいたほうが、スムーズに話すことができますよ。
話しをするときは2人きりの時にする
相手男性と話をするのは、2人きりの時がベストです。
そうすることで会話に集中できるので、余計なことに気を使わずに済みます。
また相手男性に、「自分を意識してくれているのかも?」と思わせることにもつながります。
色々な男性と話してみる
好き避け行動をする女性の中には、男性に慣れていないから避けてしまうということもあげられます。
まずは職場や学校など色々な男性と話してみて、男性に慣れる練習をしてみましょう。
多くの経験を詰んでおくことで、会話することに対する自信にもつながるので、意中の男性といざ接するときに助けになりますよ。
男性からのアプローチを期待しない
女性より男性のほうがアプローチをしてくるものですが、必ずしも意中の相手からアプローチされるとは限りません。
好きな男性ができても、自分からいかないとスタートラインにすらたてないまま、終ってしまうでしょう。
このままだと良い恋愛ができないと肝に銘じて、避けるのではなく積極的に関わることを意識してくださいね。
まとめ
女性が好き避け行動をとるのは、根底に受け身であることが関係しています。
受け身ゆえに、自らは積極的に関わらない好き避け行動を無意識にとったりするのです。
もし自分が好き避け女性にあてはまると思う人は、行き過ぎた好き避けは悪い影響をもたらすと心に刻み、卒業できるよう改めていきましょう。
また好き避け女性のことが好きな男性は、紹介したアプローチを行えばスムーズに恋を進めることができます。
好き避け女性のことをしっかり理解して、恋愛を成就させてくださいね。