婚活している人の悩みの一つに、会話が続かない、会話のネタがすぐに思いつかないなど、会話が上手くいかない、盛り上がらないという事があります。
会話をしていても相手の反応がイマイチ、相手がつまらなそうにしている、沈黙の時間が気まずいという人は、スムーズに会話をしてもっと相手と仲良くなる方法はないかと考えている人も多いものです。
しかし会話が苦手という人でも、ちょっとしたコツをつかむことで、相手との会話を盛り上げ、印象を良くすることができ、成婚率をアップさせることができます。
なぜ会話が上手くいかないの?自然に会話ができないワケは?
「話が続かない・・・」心の中では必死に何とかしようと思っていても、すぐに話が途切れて沈黙してしまう。
そう悩んでいる人は実はかなりいます。
「盛り上げなくちゃ」「何とかしなくちゃ」と考えれば考えるほど、どうしたらよいかとやきもきしてしまって、負のスパイラルに陥ってしまうことも多いものです。
婚活デートでつまらない・楽しくないと思われないための方法会話が続かない理由はただ一つ「プレッシャー」
会話の内容が思い浮かばない、話が長続きしない、相手との会話のキャッチボールが上手くいかない理由は、実はただ一つだけ。
異性を目の前にして「プレッシャー」を感じているからです。
プレッシャーを感じる理由は人それぞれ。
以下の例のように、自分の魅力を何とかしてわかってもらおうとする人や、絶対に失敗できないと思ってしまっている人、つまらない相手だと思われたくない人まで様々です。
特に周囲にいる同性のライバルが、とても話し上手だと、なんだか負けたような気持ちや劣等感に駆られてしまい、さらに大きなプレッシャーで余計に話せなくなってしまうことも。
会話が続かない理由は、以下のように本当に自分には必要のない変なプレッシャーを必要以上に感じ、完全に緊張状態に陥ってしまうからです。
- 自分魅力をアピールしようとしすぎる
- 他のライバルよりも話しやすい相手だと思われたい
- ここで絶対に失敗はできないと思っている
- 第一印象を良く見せようとしている
- 結婚相手としての見られるために上手く話さないといけないと常に思っている
- 沈黙の時間が気まずいからとにかく必死に話さないといけないと思っている
- 変な人、無口な人、つまらない人と思われたくない
- 何かまずいことを言ったら嫌われてしまうのではないか、タブーなネタに触れてしまったらどうしよう
会話の前はリラックスして相手に対して謙虚になる事が大切
なれていない場合、異性を前にして緊張してしまうこともありますが、まずは会話する前にリラックスしてみましょう。
自分に自信を持つことも大切です。
過度の緊張や、おどおどした態度は、相手にも伝わってしまい、相手も話しにくくなるもとになります。
婚活という人生に必要なイベントで、異性に自己紹介をしているだけのことだと、おおらかに構えましょう。
相手との会話で結婚のすべてが決まるわけではありませんし、自己紹介で結婚するかどうかを決定することもないのです。
相手に対して、出会ってくれたことの感謝の気持ち、自分のことを理解してもらうと同時に、相手の話も謙虚に聞くという心構えが必要です。
リラックスして相手に謙虚な気持ちで接すれば、自然と笑顔になって対応することができますし、婚活だから失敗できないという緊張感も必要なくなります。
まずは自然体の自分を表現するために、リラックスして落ち着くこと、相手も同じように緊張していますので、相手の気持ちを和らげてあげられるくらいの余裕を持ちましょう。
婚活の会話を盛り上げるテクニック、まずはこんな話から始めてみよう
実際に婚活で異性との会話を盛り上げるには、いくつかのテクニックがあります。
このテクニックを使うことで、よりスムーズな会話、内容に事欠かない会話をすることができるでしょう。
まずはラポールを重視
臨床心理用語で「ラポール」とは、フランス語の「橋を架ける」を意味しています。
ラポールを築くという事は、相手との共通点を見つけ、信頼してもらえるようにする、打ち解けやすくするという手法です。
人間の心理では、自分と似た部分を持つ相手に好意を抱くことが多く、信頼しやすいという傾向があります。
緊張せずリラックスした状態で相手との信頼関係を築き上げる、自然体で振舞えるようにするために、まずは相手と自分に以下のような共通する部分がないか、少しでも共通点を見出すという事をしてみましょう。
- 年齢
- 血液型
- 兄弟姉妹の構成
- 出身地(あまり深入りしすぎないようにする)
- ペット
- 好きなことやもの
- 趣味
- 価値観
- 恋愛観
相手を褒める
まずは相手の見た目、目に見えるものを褒めてみましょう。
身につけているもの、表情などをさりげなく褒めます。
例えば「穏やかな表情をされていますね」「パステルカラーの素敵な服ですね。」「ネイルがきれいですね」「メガネのセンスがいいですね」などの褒め言葉を言ってみましょう。
そのほかにも、「プロフィールカードの文字が丁寧できれいですね」「姿勢がいいですね」などでも良いでしょう。
自分が見て相手の好感を持った部分、どこがよいと思ったかを、相手の緊張をほぐしてあげるつもりで、率直に、正直に、まずは褒めて会話を始めてみましょう。
店内にあるもので会話のきっかけをつかむ
挨拶を笑顔で爽やかにし、相手を褒めて相手の気持ちをリラックスさせたら、次は店内や身の回り、周囲にあるものでさらに会話を盛り上げてみましょう。
- 「食事が美味しそうですね。」
- 「コーヒーのお代わりはいかがですが」
- 「あの観葉植物は私の部屋にもあるんです」
とりあえず目にはいるもので会話のきっかけになりそうなものを話題として取り上げてみましょう。
この時、前述のラポールを少し取り入れるとより効果的です。
- 「私はコーヒー派ですが、あなた(相手)は、コーヒーと紅茶、どっち派ですか?」
- 「ここのケーキ美味しそうですね。私は甘いものが好きなんですが、甘いものはお好きですか?」
- 「あの観葉植物、立派ですね。私の部屋にも同じ種類で小さいものがあるのですが、部屋に何か観葉植物はありますか?」
このように、相手との共通点を見出せるような会話を続けることができれば、さらにその後の会話も発展していくでしょう。
窓の外に見える何気ない風景でも共通の話題は見つかる
窓の外の何気ない日常風景にも、会話のネタ、共通点やラポールを築くきっかけはたくさんあります。
- 「この前外国人観光客に道を尋ねられました。少し英語ができるので何とか答えられたのですが、最近観光はどこか行かれましたか?」
- 「私の実家でも以前犬を飼っていました。ダックスだったんですが、犬はお好きですか?それとも猫派ですか?」
- 「この前あの女の子くらいの姪っ子と遊んだんですが、女の子はやっぱりかわいいですね。」
- 「最近初めて登山をしたんです。山の空気が新鮮でとてもリフレッシュできました。休日にもし行くなら山と海、どちらがいいですか?」
など、このように会話を膨らませラポールを築くきっかけの会話ができるようになると、自然な会話が長続きするようになるでしょう。
異性に会う前までの準備と会話中の心構えも大切
もともと会話が苦手という人は、異性に実際に会う日の前までに会話が上手くいくような下準備もしておくようにします。
また実際の会話中も、相手の本当の気持ちや会話を引き出すための心構えが必要です。
婚活での初デート!1回目のデートが成功するポイントや服装、注意点は?会話のネタは事前に準備しておく
会話のネタはある程度準備しておくようにしましょう。
映画や読書、スポーツ観戦といった趣味の話題は、もしも共通点が見つかればかなり相手と急接近することができる話題となります。
また、最近気になる事や新しく挑戦していること、ペットや家族の話題、仕事にまつわるあれこれなども利用してみましょう。
まずは挨拶から、会話中も笑顔を貫き通す
爽やかにハキハキとした挨拶を笑顔でした後は、会話中も終始笑顔でいることを心がけます。
会話の最中、自分が納得できないことがあったとしても、突っかかるような態度や否定するような表情を見せないように気を付けましょう。
相手の話をしっかりと聞く態度、聞き上手はモテる
聞き上手は男性も女性も非常にモテます。
ただ聞いているだけでなく、聞いているときの表情やしぐさ、相手の話に入れる相槌も大切です。
相手の話を真剣に聞いている、相手の話を理解しているような態度を心がけましょう。
相手の話がまだ続いている最中に、自分の主観を述べて遮るなど、話を中断させないように気をつけましょう。
質問に答えたら相手にも質問
相手に投げかけられた質問に答えたら、自分も似たような質問やその事柄に関連する質問を相手にもしてみましょう。
会話が一方通行で、相手の質問に答えるばかり、相手に質問ばかりさせる事のないようにしてください。
相手が質問をして会話を投げかけてくれたら、自分も相手に興味を示すような同系統の質問内容を投げかけてみるようにしましょう。
会話がキャッチボールになるように、相手のボールを受け取ったら、こちらもボールを投げ返せるような会話にして下さい。
疑問詞入りの会話は次に繋がる
「なぜ」「どこ」「どうして」「いつ」などの、いわゆる疑問詞が入った会話は、内容を盛り上げるのにうってつけです。
- 「○○の映画のどこのシーンが好きですか?」
- 「どうして○○を選ぼうと思ったのですか?」
- 「なぜ○○をやってみようと思ったのですか?」
- 「○○したきっかけは何ですか?」
のように、相手に理由や方法などを訪ねる会話は、とてもうまい会話の方法で、相手も返しやすい質問です。
ただ単に共通する「この映画を見た」というよりは、「この映画を見て、このシーンが好き」という内容にした方がお互いに会話を楽しむことができます。
さらにその後相手に「どのシーンが好き」「どうしてそのシーンが好きか」など会話の内容を発展させることができます。
連想ゲームを意識してみる
会話を連想ゲームのようにして発展させる手もあります。
例えば、「今日は雨が降っていますね」という会話で終わらせるのではなく、
などのように、会話をさらに広げていくことができます。
「今日はあいにくの雨ですね」「そうですね」で会話を終わらせず、その先につながるものを連想しながら話してみるのも効果的です。
婚活でするNG会話は?こんな話をすると嫌われる
婚活での会話において、NGな内容を話してしまうと、相手との会話を台無しにするだけでなく、その後の発展にも全く期待ができないという結果を招きます。
婚活でする会話で、絶対にしてはいけない内容、相手に嫌われてしまう内容とはどういったものなのでしょうか。
婚活の経験をとやかく聞く
相手がこれまでしてきた婚活の経験を聞くのは良くないことです。
特に女性は、婚活が初めてなのか、婚活を長く続けてきているのかを聞かれることを非常に嫌がります。
何回も参加している、婚活期間が長いことを隠して「初めて」と嘘をつかざるを得ない状況では、後ろめたさから会話も成立しないでしょう。
個人情報をやたらと知りたがる
大まかな出身地や居住地を聞くのはラポールを築くうえで非常に有効な手段ですが、何県の何市なのか、都内の何区なのか、最寄り駅はどこなのか、出身大学の何科を出ているのか、勤務先など、個人情報を詳しく聞くのは絶対にタブーです。
相手に不快感を与え、恐怖心を抱かせてしまうでしょう。
不安や不信感ばかりが募り、一瞬で婚活の対象から完全に外れてしまいます。
ネガティブ、自虐的なネタで相手を困らせる
職場の愚痴、自分のふがいなさ、自分の短所やマイナス面ばかりを愚痴のように話すことも、婚活の会話では絶対にやってはいけないことです。
このようなネガティブで自虐的なネタには、相手も相槌の打ちようがありませんし、どのような顔をして話を聞けばよいのかわかりません。
その場をしらけさせてしまい、場の雰囲気を重くしてしまうような暗い会話になり、その後の発展は絶望的となります。
会話はとにかく「慣れ」が肝心、色々な婚活サービスで会話を磨く
どんなに婚活の会話が苦手な人でも、何度も異性との婚活を経験しているうちに、次第にうまく話すことができるようになるものです。
また、婚活イベントやパーティーなどに参加しているうちに、会話の上手な人と何人も出会うため、会話のコツや会話の好ましい内容、盛り上げ方を学び取っていくことができます。
上手な会話、盛り上がる会話を目指すのであれば、まずは会話に慣れること。
そのためには様々な婚活サービスを利用し、異性と会話する機会を増やしていくようにするのが効果的です。
婚活サイトやアプリ、結婚相談所などを利用して、どんどん異性と合って会話をしてみるようにしましょう。
いろいろな相手と話をするうちに、会話のスキルを磨くことができ、だんだんと婚活がスムーズにできるようになります。
まとめ
婚活において、異性との会話は必要不可欠であり、会話が盛り上がるか、異性の気持ちを惹き付けることができるかによって、婚活の結果が変わってきます。
会話によって婚活をスムーズに進めるために、まずは下準備をしっかりすること。
そして相手の気持ちに寄り添った会話を心がけることです。
婚活サービスを利用して、実際に多くの会話の機会を設けることも大切です。
実践することが最も効果的に会話スキルを習得する方法でしょう。
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