嫌婚とは何？結婚を嫌がる【嫌婚男子】が増加中！特徴と対処法を解説

結婚に関して、晩婚化や未婚率という言葉を知っている人は多いでしょう。

では、昨今話題に上がっている「嫌婚（けんこん）」という言葉をご存知ですか？

こちらの記事では、「嫌婚」が一体どのような事なのか、またそれに関連する「嫌婚男子」や「嫌婚派」についても解説しています。

嫌婚男子と結婚する方法や対処法等も解説しているので、お付き合いしている人が嫌婚派だという人はぜひ参考にしてください。

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嫌婚とは？

嫌婚とは、「けんこん」と読み、文字通り「結婚を嫌がる」という考えのこと。

一般的に、家庭を持つ経済力もあるのに、結婚したがらない、結婚にメリットを感じない等の考えを持つ人の事を「嫌婚派」と名付けています。

嫌婚派は、女性よりも男性に多く見られ、嫌婚派の男性のことを「嫌婚男子」と呼び、そういった男性は年々増加していて、結婚したくない男性は右肩上がりの傾向です。

昨今の晩婚化や未婚率の上昇率等にも、この嫌婚派が多少なりとも影響を及ぼしていると言えるでしょう。

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嫌婚男子が結婚しない・したくない理由は？

では、世の中の嫌婚男子は、なぜ結婚をしたがらないのでしょうか。

嫌婚男子の結婚したくない主な理由については、下記のような事が考えられます。

女性の魅力や交際の楽しさが理解できない

女性との交際経験が全く無い人は、嫌婚男子になりやすい傾向にあります。

お付き合いをした事がないため、女性の魅力や交際する事の楽しさが理解できません。

そういった男性は、女性との交際に幸せを感じた事がないので、結婚以前の問題として、交際することすら諦めている人も多いのです。

また、女性に対する免疫もないため、ちょっとした態度の変化にショックを受けてしまい、それ以上踏み込む事をやめてしまうので、1人の方が楽だと考えてしまうのでしょう。

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お金は自分自身のために使いたい

独身だと、自分の稼いだお金は全て自分の趣味等に使うことができ、満足している嫌婚男子も大勢いるでしょう。

女性とお付き合いしたり、結婚してしまうと、自分の時間やお金が自由に使えなくなるので、結婚したくないと考える男性も少なくありません。

また、たとえ結婚したとしても、自分の稼いだお金を自分自身のために使いたいと思っているため、結婚が失敗に終わるケースも多いタイプです。

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幸せな結婚生活を想像できない

自分の周りの既婚者が、「結婚していても幸せそうに見えない」というのも嫌婚に繋がっています。

周囲に離婚した夫婦や、夫婦不仲で結婚生活の愚痴ばかり言っている人がいると、結婚する事に魅力を感じなくなってしまうでしょう。

また、不倫をしている人が周りにいる場合は、さらに嫌婚の傾向が強くなってしまうことも。

自分も結婚したら不倫されるのではないかという恐怖心や、不信感が芽生えてしまうのです。

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妥協した人と一生を共にできない

結婚相手の女性に対する理想が高い場合、どうしても嫌婚の考えになりやすいでしょう。

妥協して理想ではない女性と結婚するくらいなら、結婚しない方がましだと考えてしまうのです。

どんなに婚活しても、理想の女性に出会えない、自分が努力しても合う人が見つからないことから、婚活自体が面倒になってしまうことも。

そういった時期が長く続くと、こんな大変な思いやコスパもかかるくらいなら、結婚しなくていいかなと考えるようになるのです。

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重い責任を背負いたくない

結婚して担う重責に、初めから嫌悪感を抱く男性も多いです。

経済的、精神的にも大きな責任を果たす必要のある結婚は、やはり覚悟も必要ですよね。

しかし、そういった責任を果たす自信がない、果たす努力をしたくないと考える男性も少なくありません。

また、相手の女性の人生を背負い、幸せにするという責任自体を面倒に感じている嫌婚男子が近年急増しているのです。

嫌婚男子の特徴

では、嫌婚男子には、どのような特徴があるのか見ていくことにしましょう。

今お付き合いしている男性が、下記の特徴に当てはまる場合は、嫌婚派の可能性が高いです。

周りに独身の友人が多い

周りに既婚者の友人が多いと、独身の頃のように自由に遊べなくなります。

そういった環境になると、「そろそろ自分も結婚しようかな」なんて気にもなるはず。

ですが、逆に独身の友人が多いと、時間やお金を自由に使える者同士、楽しい時間を過ごせるのです。

家族と違って、責任を負わなくてよい相手と一緒に過ごすことは楽なので、もうこのまま結婚しなくていいかなと思えてくるのでしょう。

趣味や仕事に忙しい

女性とお付き合いするよりも、自分の趣味や仕事に夢中になっている人は嫌婚派に多いです。

趣味と仕事も努力すればするほど、成果がわかりやすく面白く感じるのでしょう。

好きな事や夢中になる事があると、充実した日々が送れますよね。

そういった時間を失ってまで、結婚をしなくてもいいと考えるのです。

1人で何でもできるので困らない

料理から家事まで、1人暮らし歴が長く何でもこなせる人は、あえて結婚しなくても良いと考えるでしょう。

収入も安定しているため、生活について困らないし、結婚して女性と住むことを望まないのです。

また、1人暮らしが長いと、結婚して相手のペースに合わせたり、自分のペースを崩されるのも嫌だと考える人が少なくありません。

嫌婚派に共通して言えることは、生活が充実しているということ。

結婚しなくても、今の生活に満足しているので、それを崩してまで結婚を望まないのです。

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タイプ別で見る嫌婚男子と結婚する方法

今お付き合いしている男性が、嫌婚派だけど、どうしてもその彼と結婚したいという女性も多いでしょう。

結婚して子供を望む女性にとったら、男性のように悠長に構えることもできません。

もし、自分の彼氏が嫌婚男子の場合、その彼との結婚は無理なのでしょうか。

ここでは、結婚男子と結婚する方法や、説得方法をタイプ別に分けて紹介していきます。

損得勘定型の嫌婚男子

嫌婚派の男性の多くは、結婚はコストパフォーマンスが悪いと考えているでしょう。

損得勘定で物事を見る傾向が強いため、結婚することで自分の利益が損なわれたり、経済的負担を負ったりするという事を嫌うのです。

このような考え方の嫌婚男子には、「結婚は決してコスパが悪くない」という事を理解させましょう。

確かに結婚する時には、挙式費用や新婚生活スタートのためのある程度の資金が必要になります。

ですが、共働きをすれば収入は2人分になりますし、食事も自炊をするようになるため、食費の節約にも。

自炊する事で、健康面の向上も期待され、将来的に大きな病気や通院が必要な傷病にかかるリスクが減少するので、かなりコストが節約できるということになるでしょう。

また、一生家賃を払い続けるよりも、2人で協力してマンションや一戸建てを購入すれば、資産を手に入れることもできますよね。

結婚はコスパが悪いに決まっていると高を括っている嫌婚派には、結婚すると出るお金も確かにあるけれど、独身では入手が難しい健康や資産が手に入ることを説明してみることをおすすめします。

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ナルシスト・個人主義型の嫌婚男子

意識が非常に高く自分が大好き、自分の生活を乱されるのが嫌で、自分の考え方がこの世で最も正しいと信じ込んでいるナルシストや個人主義者の嫌婚男子。

そのような相手には、自由で開放的な独身生活は長く続かない事を細かに説明してみましょう。

独身を楽しいと感じられるのは、せいぜい20代から30代くらい。

周囲はその間にどんどん既婚者となり、一緒に飲みに行ったり遊んだりする相手もいなくなってしまいます。

独身で意識が高く何でもそつなくこなすことで、今まではチヤホヤされてきたかもしれませんが、それも40代になれば誰も見向きもしてくれなくなるでしょう。

そして、50代を迎える頃には、職場で家族同伴参加のイベントなどで肩身の狭い思いをするようになり、自分から望んで結婚しなかったとしても、なぜ結婚できなかったのかと若い世代に後ろ指を指されることも。

若いうちは良くても、年齢を重ねるごとにナルシスト、個人主義の考え方の強い嫌婚派は寂しい思いをするようになるものです。

こういった状況がすぐにやってくることを説明し、結婚相手は良きパートナーであり、決して人生を乱す相手ではない、結婚が足枷になるばかりではないことを話してみましょう。

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アーティスト型の嫌婚男子

法律上の結婚なんて無駄、紙切れ1枚で関係性が変わるわけではないと考えているアーティスト型嫌婚男子。

その紙切れがあることの重要性を理解させるようにしましょう。

法律上の手続きである婚姻届を提出しない場合、あくまでもその生活は事実婚、またはただの同棲という事にすぎません。

女性にとって婚姻届けを提出することがいかに重要か、さらに結婚という法律上の形を取れないのであれば、別れるほかに選択肢はないという事を伝えるのも1つの方法。

例えば子供ができたとき、その子供が保育園幼稚園に通ったり、義務教育を受けたりするようになった場合に、事実婚で済むわけがありません。

また、親の介護が必要になった時や万が一の時にも、単なる同棲では済まされない場合もあります。

婚姻届を提出するだけで済むはずなのに、その紙切れ1枚が出せない嫌婚逃げ腰男子には、きっぱりと女性にとっての結婚の意義、法的手続きの重要性を理解させるように説明しましょう。

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トラウマ型の嫌婚男子

周囲に幸せな既婚者がいなかった、自分の両親も仮面夫婦や家庭内別居状態だった、離婚しているという場合には、結婚に対してトラウマがあり嫌婚の原因に繋がっていると考えられます。

結婚して本当に幸せを手に入れることができるのか、結婚して心から良かったと感じることができるかと不安になっている相手には、帰る場所のある幸せを知ってもらうことが大切。

楽しいことや嬉しいことは、2人で喜ぶことで2倍にすることができますし、悲しいことや辛いことは2人で分かち合うことで半分にすることができます。

支え合う相手がいることは、人生を豊かに、そして充実したものにできるという事を伝えましょう。

自分の周囲や両親がそうであったからといって、自分の結婚生活も寂しいものとなるわけではないのです。

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嫌婚派男子が結婚してもいいと思う瞬間

嫌婚派男子であっても、結婚してもいいかなと思う瞬間があります。

それまでは結婚に対したメリットを感じず、結婚は人生において効率の良いものではないと考えていた男性が、結婚はありだと思う瞬間とはどのような時なのでしょうか。

嫌婚という思考を変える瞬間。

それはやはり、結婚しなければ味わうことができないささやかな幸せを感じる瞬間だと言えるでしょう。

嫌婚派が結婚に対して肯定的になり、前向きに結婚を考え出すエピソード例を紹介していきますね。

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嫌婚男子が好む女性のタイプって？

嫌婚男子が、結婚を嫌がる理由は解説しましたが、嫌婚派だからといって絶対結婚したくないというわけではありません。

条件次第では、交際することも、結婚することもありかもと考える男性も多いのです。

「こんな女性だったら結婚しかもいいかも」と思われる、女性のタイプについて見ていくことにしましょう。

自立している女性

嫌婚男子は、女性に束縛されたり、自分の自由な時間やお金を奪われることを嫌がります。

そういった男性が好む女性のタイプは、自立していること。

仕事面はもちろん、収入の面でも自立している女性に魅力に感じる嫌婚男子は多いでしょう。

自立した女性だと、男性は自分の時間も持てて、経済的にも余裕があるので結婚してもいいかなと考えます。

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趣味や仕事に夢中な女性

嫌婚男子は、自分のペースを崩されたくないので、居心地の良い女性を好みます。

趣味や仕事もなく、男性に依存しているような女性とは結婚したいと思いません。

ましてや、結婚して専業主婦になりたいという女性なんてお断りです。

ですが、1人の時間をお互いに大切にできる、お互いに尊重しあえる仲であれば、結婚もありかなと考えるでしょう。

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嫌婚男子にすぐ見切りをつけてもOKな理由とは？

現代社会においては、人の考え方は多種多様、娯楽や趣味、価値観等もいろいろな趣向に溢れているので、どんなに説得しても結婚に肯定的になれないという人もいるでしょう。

女性にしてみれば、いつまでもずるずると付き合っていて全く結婚する気がない相手に対しては、ある程度見切りをつけるという選択肢が重要となる場合も。

どうしても結婚できない相手であれば、早々に見切りをつけ、少しでも若いうちに他の相手を見つけるという判断が賢明だという事もあります。

そこで、ここでは嫌婚男子に見切りをつけても良い理由を紹介していきましょう。

嫌婚派よりも結婚したい男性の方が圧倒的に多い

どんなに嫌婚男子が増加しているとはいえ、世の中には嫌婚派で結婚したくない男性よりも、結婚したいと考えている男性の方がはるかに多くいます。

今の嫌婚男子の彼にこだわらなくても、結婚を真剣に考え、本気で結婚相手を探している男性と結婚する方が良いでしょう。

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既婚者や子育て世代を優遇するようになってきた

世間の風潮、日本のさまざまなシステムや制度も、既婚者や子育て世代を応援してくれるようなものに変化しつつあります。

嫌婚という考えを捨てられず、老人になるまで独身で居続けるよりも、結婚して既婚者となり家族を持った方が生活しやすい世の中。

このまま嫌婚男子を事実婚を続けても、そういった支援を受けることができないのは後々困ることも多いので、結婚したいのであればきっぱりと別れることをおすすめします。

嫌婚男子を説得する時間がムダ

何より、嫌婚男子の考え方を修正するために費やす時間がムダな場合も。

どんなに結婚が素晴らしいと説いても、全く耳を貸さない人、勇気を持つことができない人、自分の考えを曲げられない人もいます。

そういった男性に大切な婚期という時間を費やすよりも、結婚に前向きな他の男性を探した方が手っ取り早いと言えるでしょう。

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さまざまな婚活サービスが利用できる

昨今婚活サービスも千差万別で、自分に合った婚活ができるようになっています。

今の嫌婚男子の彼よりも好条件な相手、理想に合った相手を見つけることも可能。

相手探しに困らないのですから、いつまでも嫌婚男子にかまっている必要もありません。

自分に合った婚活方法は？それぞれのやり方や特徴、おすすめの理由とは

嫌婚男子と結婚して失敗しないためには

嫌婚男子と、いきなり結婚、同居してしまうと失敗する可能性が高いです。

そこで、まずは同棲することをおすすめ。

結婚して初めて気付くこと、どうしても譲れない、価値観の違いでストレスになる事があっても、簡単に言えない人も多いですよね。

そこで、まずは同棲生活をして、相手との生活が上手くいくのか、歩み寄れることができるのか見極めることも大切。

簡単な気持ちで同棲することは反対ですが、結婚してやっていけるかどうかお試し期間を設けてみるのも良いでしょう。

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まとめ

嫌婚派は、若いうちには独身生活を謳歌できるため、結婚に対して嫌悪感を抱く人もいるでしょう。

しかし、いつまでもそんな花の独身生活が続くわけはありません。

結婚はコスパが悪い、自由が奪われるという勘違いをしている嫌婚男子と結婚したい女性は、彼に結婚することで得るものについて理解してもらう事が大切。

ですが、それでも嫌婚派が変わらない場合は、見切りを付けて他の結婚相手を見つける方が良いでしょう。

昨今は、多くの婚活方法が存在しているので、自分に合った婚活サービスを利用することで結婚に値する相手が見つかるはずです。